過去に事例が見られない、新型コロナウイルス

 厚生労働省の報告によると、過去に動物由来によるコロナウイルスとしては2件の事例があるようです。1つ目が、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」。2つ目が、2012年あたりから発生した「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 新型コロナウイルスが動物由来であるとの確定的な証拠は見つかっていないようあり、コウモリがこの新型コロナウイルスの起源となったといわれておりますが本当なのでしょうか? 一部では、「生物兵器」との説もあるようですが、真偽は定かではないですし、このようなことがあってはならないと思います。
新型コロナウイルス

閉鎖空間において近距離での感染も・・・

 感染経路としては、飛沫感染と接触感染の2つが考えられています。

飛沫感染

 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば 等)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込むことによって感染します。室内などの閉じられた空間、多くの人が密集する場所などで、お互いの距離が十分に確保できない状況はできるだけ避けたほうがいいですね。

接触感染

 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた場合、押さえた手にウイルスが付着してしまいます。その手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付着してしまいます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着して感染するケースです。不特定多数の人が触る電車のつり革やエスカレーターの手すりなども要注意です。

 上記ケース以外でも、閉鎖された空間において、近接した状態で多くの人と会話する等の一定の環境下では、咳やくしゃみ等がなくても感染を拡大させるリスクが懸念されているようです。

感染の有無を知るためのPCR検査

 PCR検査は現在、新型コロナウイルスの感染の有無を判定するのに使われている唯一の検査だといわれています。鼻やのどの奥にある粘液を綿棒で採り、それに含まれるウイルスを調べる検査方法です。感染の疑いをもったり、もたれることも避けたいのですが、これだけ感染が拡大してくると、万が一ということも想定しておいたほうがいいですね。

 しかし、有難いことにこのPCR検査に公的医療保険が適用できるようになったのです。「もしかしたら、新型コロナウイルスに感染しているかもしれない」という不安から検査を希望する人が増えているようです。でも、このPCR検査では「検査で感染の有無を100%正確に判定できる」という誤解もあるようです。検査というのは不確実なもののようですね。

 冒頭にも申し上げましたが、過去に事例が無い新型コロナウイルスについて、正確な特徴や情報はまだ分かっていない部分もあるようです。専門家の意見ではありますが、検査結果の感度としては高くても70%ぐらいではないかと言われています。

 感染して間もない時期や症状が軽微な時には、検査結果の感度はもっと下がると見られています。PCR検査の結果、「陰性」だったからといって100%安心はできないということですね。陰性だったからといって、多くの人と接触して感染を広げてしまうケースも考えられますから。

ラウリン酸は、体内に侵入してくる病原菌を退治してくれる

 ココナッツオイルに含まれてラウリン酸は、免疫力を高めることによって風邪や感染症など、病原菌から守ってくれる効能が期待できます。

 生活習慣病などの原因によって、免疫力の低下と言われている今、免疫力を高め細胞の働きを整えてくれるラウリン酸は、私たちにとって力強い味方です。

 また、体内に侵入してくる病原菌を退治してくれるという抗菌作用、痛みの原因となる炎症を抑える抗炎症作用も、ラウリン酸の大きな効能です。

 今年(2020年)1月31日、前述しました米国のメアリー・T・ニューポート医学博士と、フィリピンの化学者でアテネオ大学の名誉教授であるファビアン・アントニオ・デイリット博士との共同により、とても興味深い論文が発表されました。

 論文は、ココナッツオイルが新型コロナウイルスに対する抗ウイルス作用をもつ可能性があることについて言及されています。ココナッツオイル含まれるラウリン酸ですが、ラウリン酸には抗ウイルス活性を持つことが知られております。

論文のタイトルは、「The Potential of Coconut Oil and its Derivatives as Effective and Safe Antiviral Agents Against the Novel Coronavirus (nCoV-2019)」であり、直訳すると、「新型コロナウイルスに対する効果的かつ安全な抗ウイルス剤としてのココナッツオイルとその誘導体の可能性(nCoV-2019)」となっています。

 直訳した論文の内容を引用させていただきますと、(以下、引用)

 私たちがこれを書いているとき、世界保健機関は、中国を越えて広がった新しいコロナウイルス、nCoV-2019に関して世界的な緊急事態を宣言しました。 nCoV-2019の治療法はまだありません。

 nCoV-2019は、2003年に大発生を引き起こしたコロナウイルスであるSARS(Zhou et al。、2020)に関連していることが示されています。コロナウイルスのプロテアーゼ酵素を特異的に標的とする薬を設計している研究者もいますが、これらの薬のテストは多く 数か月後。 すでに利用可能で、安全性がすでに確立されているコロナウイルスに対する治療候補者がいる場合はどうなりますか?

 ラウリン酸(C12)およびその誘導体であるモノラウリンは、長年にわたり、顕著な抗ウイルス活性を有することが知られています。ラウリン酸は中鎖脂肪酸で、ココナッツオイルの約50%を占めています。 モノラウリンは、ココナッツオイルの摂取時に体内の酵素によって自然に生成される代謝産物であり、サプリメントとして純粋な形でも入手できます。

 ラウリン酸から作られる一般的な界面活性剤であるラウリル硫酸ナトリウムは、強力な抗ウイルス特性を持っていることが示されています。ラウリン酸、モノラウリン、ラウリル硫酸ナトリウム(ドデシル硫酸ナトリウムとも呼ばれます)は、その抗ウイルス特性のために幅広い製品に使用されています。

 ラウリン酸とモノラウリンの抗ウイルス活性を説明するために、3つのメカニズムが提案されています。

 第1に、ウイルス膜の崩壊。 ラウリン酸とモノラウリンの抗ウイルス活性は、Sandsと同僚(1979)によって最初に指摘され、後にHierholzer&Kabara(1982)によって指摘されました。特に、Hierholzer&Kabaraは、モノラウリンが細胞培養における14のヒトRNAおよびDNAエンベロープウイルスの感染性を99.9%以上減少させることができ、モノラウリンがウイルスエンベロープ(エンベロープがあるウイルスの膜はアルコールで破壊することができ、膜が壊れるとウイルス本体を破壊することが出来る)を分解することによって作用することを示しました。Thormarと同僚(1987)は、ラウリン酸とモノラウリンが細胞膜の崩壊によってウイルスを不活化する能力を確認しました。ラウリル硫酸ナトリウムはウイルスエンベロープを可溶化および変性できることが示されています(Piret 2000、2002)。

 第2に、ウイルスの成熟を阻害します。 フニンウイルス(JUNV)は、アルゼンチンの出血熱の原因物質です。 J10ウイルス感染に対するC10からC18までの飽和脂肪酸の比較では、バルトロッタと同僚(2001)は、ラウリン酸が最も活性な阻害剤であることを示しました。 機構研究から、ラウリン酸はJUNVの複製サイクルの成熟後期を阻害すると結論付けられました。 透過型電子顕微鏡画像から、JUNVはウイルス二重スパイクを形成する脂質二重層に埋め込まれた糖タンパク質を特徴とするエンベロープウイルスです(Grant et al。、2012); これはnCoV-2019に似ています。

 そして第3に、ウイルスタンパク質の宿主細胞膜への結合を防ぎます。 Hornungと共同研究者(1994)は、ラウリン酸の存在下で、感染性水疱性口内炎ウイルスの産生が用量依存的かつ可逆的な方法で阻害されたことを示しました:ラウリン酸の除去後、抗ウイルス効果は消失しました。 彼らは、ラウリン酸はウイルス膜(M)タンパク質合成に影響を与えなかったが、ウイルスMタンパク質の宿主細胞膜への結合を妨げたことを観察しました。

 ラウリン酸はココナッツオイルの報告されている抗ウイルス活性の多くを占めていますが、カプリン酸(C10)とモノカプリンは、HIV-1などの他のウイルスに対しても有望な活性を示しています(Kristmundsdóttiret al。、1999)。カプリン酸はココナッツオイルの約7%を占めます。したがって、ココナッツオイルの少なくとも2つの脂肪酸、およびそれらのモノグリセリドには、抗ウイルス特性があります。

 Hilarssonと同僚(2007)は、脂肪酸、モノグリセリド、脂肪アルコールの殺ウイルス活性を、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)とヒトパラインフルエンザウイルス2型(HPIV2)に対してさまざまな濃度、時間、pHレベルでテストしました。

 彼らは、テストされた最も活性な化合物がモノカプリン(C10)であることを報告しました。これは、インフルエンザAウイルスに対する活性と0.06〜0.12%の低濃度でも顕著な殺ウイルス活性を示しました。(引用終り)

自己防衛対策が重要

 混雑した場所、満員の電車・バスではマスクを装着することはもちろんですが、それ以外でも対策を何か対策をとられていますか? 

マスク

 全国で品切れ状態が続いてありますが、使い捨ての不織布マスクだけでだいじょうぶなのでしょうか? 長時間の着用には、通気性・伸縮性に優れ、水洗いできるウレタン製のマスクが経済的です。

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3層構造でウイルスをシャットアウト 

抗ウイルス加工された生地の利用も

 抗菌加工繊維の製造技術と、効果の洗濯耐久性をもたせるノウハウを生かして、 独立行政法人との共同研究によって開発された繊維「フルテクト」をご存知ですか? 「フルテクト」は、繊維に付着したウイルスの働きを抑制する効果があります。

 「フルテクト」加工繊維にウイルスを感作させたところ、ウイルスは検出限界以下に低下し、抗ウイルス効果が確認されたそうです。また、洗濯50回後でも、同様の効果があり、洗濯によって抗ウイルス効果が低下しないことが確認されたそうですよ。

 私もさっそく使ってみました。とても細かい繊維でできており、とても柔らかい手触りです。手作りマスクにいいようですが、私は不織布マスクにあてがって使用しています。使い捨ての不織布マスクだけでは新型コロナウイルスも通過してしまいそうですし、不安でしたから。でも「フルテクト」を利用するようになってから、そんな不安もなくなりました。  


除菌率99.99%の安定型次亜塩素酸ナトリウム

 対策の一つに「安定型次亜塩素酸ナトリウム」があげられます。元々は全国の医療機関で機器の除菌等で採用されていた「チャーミスト」ですが、「個人的にも欲しい」という医療現場の声により、一般向けに商品化があります。あらゆるウイルス、雑菌を15秒で99%以上不活化させることができるのですが、人やペット、家具や衣類にも無害です。

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トニー